OHASHIKIKAIマシンツールジャーナル


UPDATE

2025/9/16

マンスリーレビュー9月号  #aimusic

マンスリーレビュー9月号のサウンドです #aimusic

 

 

 

音声解説をぜひご覧ください

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マンスリーレビュー2025年9月号

「マンスリーレビュー OHASHI KIKAI MT Work-shop」2025年9月号の内容とその音声解説、さらに音声解説に対する筆者からの評価で構成されています。この月刊レビューは、105年の歴史を持つ大橋機械が発行するマシンツールジャーナル「氷解塾」によるもので、植物の賢さに関するエッセイから始まり、ジョーン・ロビンソンと費孝通の経済学や社会学の紹介、勝海舟の言葉、穐吉敏子のジャズ音楽と**「本物」の問いかけへと続きます。また、国登録有形文化財となった火の見に関する話題や、地元の手打そばの店の紹介、そして世界初のマシニングセンタの登場と同時期のジャズ界の巨匠ギル・エヴァンス**の音楽を対比させ、技術と文化の交差点についても考察しています。




2025/9/3

コルテン鋼ブルース #aimusic

コルテン鋼:時を刻む物語の 音楽クリップです #aimusic です

 

 

 

 

風が通り抜ける国道19号 この錆びたコルテン鋼の話

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コルテン: 時を刻む鉄の物語

この文章は、耐候性鋼材であるコルテン鋼に焦点を当て、その特性と歴史、そして関連する企業について解説しています。特に、日本におけるコルテン鋼の導入と販売元である日本製鉄、そして開発元であるUSスチールの二社が紹介され、両社の本社ビルにコルテン鋼が使用された事例が挙げられています。また、USスチールの設立背景にあるアメリカのトラスト時代や、最近の買収劇、そして同社のクレアトン工場での事故に触れつつ、コルテン鋼が持つ「錆びない鉄」という特異な性質について詳しく説明しています。全体を通して、歴史的背景と具体的な事例を交えながら、コルテン鋼の魅力と鉄鋼業界のダイナミズムを描き出しています




マンスリー レビュー2025年8月号

2025/8/24

こんにちは!「マンスリーレビュー 2025年8月号 氷解塾」の魅力について、音声解説の形式でお伝えしますね。このレビューは、工業製品から音楽、そして旅や読書に至るまで、幅広い分野における「水先案内人」、つまり優れた批評家や解説者の必要性を強く訴えかけています。まず、このレビューの根底にあるのは、現代社会における**「批評の不在」**への危機感です。 • 工業製品=プロダクツについて、自動車評論がかつては「カーグラフィック誌の小林章太郎さんや高島鎮雄さん、新車情報の三本和彦さん」といった優れた批評家によって支えられていたものの、2025年現在は「ダメ、おもしろくない」と感じられていると指摘しています。その原因として、「損得勘定」が判断基準になったことや、業界内の慣れ合いを挙げています。 • 「才能じゃネー連中の仕業じゃ次の世は造れんゼヨ」という厳しい言葉もあり、真の才能と情熱、そしてそれを世に出す批評家の役割の重要性が強調されています。




2025/8/14

ハートフォードの子守歌 #aimusic 音楽です

マシンツール ミュージック  #ai #music #machine

ハートフォードの子守歌 機械技術の牙城、コネチカット州ハートフォードの物語

下の会話形式の動画をぜひご覧ください

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ハートフォードの玉手箱 カウンター/ゴス/ハートフォード

歳があがって来ると歳月は、加速度をおびるがごとき速さで過ぎてゆく 今回のは2013年5月に、取っておいたアメリカの機械部品を使って MaGoのおもちゃを造った時に添えた説明書を元にしている。 写真右側のハンドルは旋盤の上刃物台のモノを移植して手回しできるようにしてある。自慢は裏側をスケルトンにしてメカニズムが見えるようにして、とくに、桁上がりがどんなメカニズムで行われるのかが見える、まさに 今日のコンピュータがもつアルゴリズムを機構学を通じて体験できるように「仕組んだモノ」で、肝心なMaGo君はこれでよく遊んでくれた。 果たして、中学生となった彼はコンピュータアルゴリズムで「天才」を匂わせるようになったと爺(じじい)は手放しで微笑んでいる。



 

機構学が育む未来の知性:MaGoのための特別なおもちゃ

2013年5月、私たちはある特別な教育玩具を制作しました。それは、未来の「天才の芽生え」を育むことを願って、大切に保管していたアメリカ製の機械部品を再利用し、心を込めて作り上げたものです。

このユニークな作品の最大の特長は、裏側をスケルトン構造にすることで、内部の精巧なメカニズムをあえて「見える化」している点にあります。特に、コンピュータの計算における重要な概念である「桁上がり」の仕組みが、視覚的に、そして機械的な動きとして体験できるよう工夫されています。まるで今日のコンピュータが持つアルゴリズムの原理を、機構学(メカニズム)を通して実際に触れて学べるように設計されているのです。手回し式のハンドルは、旋盤の上刃物台から移植されたもので、操作する楽しさも兼ね備えています。

当時、このおもちゃはMaGo君に大変気に入られ、熱心に遊んでくれました。そして時が経ち、彼が中学生となった今、コンピュータアルゴリズムの分野で「天才」と称されるほどの片鱗を見せ始めていることは、製作者である私たちにとって、この上ない喜びであり、誇りとなっています。

私たちは、遊びの中から自然と深い学びが生まれる、そんな体験を提供することを目指しています。



すみれ書店 OhaSHIKIKAI(株)

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*動画は音が出ます

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